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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
オープンフォーマット()は、通常、非営利の標準化団体が管理し、利用が自由で法的な制約がなく、公開されているファイルフォーマットの仕様を指す。オープンフォーマットはオープン標準の一部である。プロプライエタリ・ソフトウェアでもFLOSSでも実装可能である。一方、プロプライエタリ・フォーマットは特許権や著作権で保護されたファイルフォーマットであり、それをリバースエンジニアリングによって相互運用可能にすることについては立場によって様々な考え方がある。オープンフォーマットの目的は、法的にも技術的にも将来に渡って長期的なデータへのアクセスを保証することである。また、プロプライエタリ・フォーマットが競合製品を排除して特定ベンダーが市場を占有するのを助長するのに対して、オープンフォーマットは競争状態のある健全な市場を形成する。各国政府はオープンフォーマット問題に注目するようになりつつある。 == オープンフォーマットとオープンソース == オープンフォーマットとFLOSS(フリー/オープンソース・ソフトウェア)の関係は誤解されていることが多い。多くのプロプライエタリ・ソフトウェアがオープンフォーマットを利用しており、同時にFLOSSであってもプロプライエタリ・フォーマットを使っている。例えば、HTML は World Wide Web で一般に使われているオープンフォーマットのマークアップ言語だが、マイクロソフトの Internet Explorer のようなプロプライエタリなブラウザでも使われているし、Mozilla Firefox のようなフリー/オープンソースのブラウザでも使われている。一方、OpenOffice.org はフリー/オープンソースのオフィススイートだが、OpenDocument などのオープンフォーマットだけでなく、マイクロソフトのプロプライエタリな DOC 形式も扱える。企業によってはファイルフォーマットを公表することでサードパーティやハードウェアベンダーがリーダーやライターを開発できるようにし、そのフォーマットの普及を促進させている。例えば、アドビシステムズのPDFやマイクロソフトのRTFがある。しかし、プロプライエタリ・フォーマットの中には何らかの特許によって保護されているものもあり、(少なくとも、GNU General Public Licenseなどのライセンス条件では)フリー/オープンソースの実装が妨げられている。そのようなフォーマットが競争を妨げているという批判もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オープンフォーマット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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