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オープン・リール・デッキ : ミニ英和和英辞書
オープン・リール・デッキ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

オープン・リール・デッキ ( リダイレクト:オープンリール ) : ウィキペディア日本語版
オープンリール[ちょうおん]

オープンリール(''Open Reel'' )は、テープを巻いたリールが単体で存在する形態をいう。カートリッジにリールが内蔵され、直接リールに触らずに操作できる方式と対照して用いる。その種のテープを使って録音する型の記録再生装置をオープンリール式記録再生装置(オープンリール式テープレコーダ等)、またはそのテープメディアをオープンリール式テープという。機器、テープを含め略して「オープン」とだけ呼ばれることもある。なお英語圏ではリール・トゥ・リール(''Reel-to-reel'' )と呼ぶことが多い。
== 概要 ==
カートリッジ方式と異なり、リールが剥き出しになっており、記録・再生の際には利用者が直接リールを操作する。
埃の影響を受けやすく、音質を左右することがままあった。
リールに巻き取られたテープを記録装置に装着し、記録/再生用のヘッドやテープ送り機構(キャプスタンおよびピンチローラー)を経由して巻き取り側のリールに巻きつけてからでないと使えない。普通テープを取り外す時は、テープをすべて巻き戻してから取り外す。
カセット型(オーディオ用だとコンパクトカセットDATなど)やカートリッジ型(オーディオ用だと8トラック)に比べると扱いが面倒である。一方で、高速・大容量の記録ができるため音質・画質に優れ、コンピュータ用ではより多くのデータを扱うことができた。またオーディオ用アナログテープにおいては音源の頭出しがわかりやすく、テープを直接切って繋ぐ編集が容易であるなど操作性に優れていた。
また1960年代のコンパクトカセット普及以前には、家庭内における簡易な録音機として、2トラック1チャンネルモノラル機がある程度普及していた。
記録機器としては音声用(テープレコーダー)、映像用(ビデオテープレコーダ (VTR))、コンピュータ用データ(MT装置)、アナログ信号を記録するための計測用データレコーダ等がある。
音声、映像、コンピュータ用のいずれも、業務用を含め1990年代に入ると、カセット式やカートリッジ式のテープメディアに置き換えられ、2000年代に差し掛かる頃にはディスク装置の高密度化と価格低下(DAWによるハードディスク録音など)も加わり、現在ではほとんど使われなくなっている。
なお、NHKの公開番組において、歌手が唄う際カラオケ用の音源として、2007年現在もオープンリールが使用されているケースがある。動作が見えてわかりやすいのでスタートの確認がしやすい、というのが一つの理由である(2007年9月12日深夜放送ラジオ深夜便」(NHKラジオ第一放送NHK-FM)にて宮川泰夫の発言より)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オープンリール」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Reel-to-reel audio tape recording 」があります。




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