翻訳と辞書
Words near each other
・ カイアシ目
・ カイアシ類
・ カイアス
・ カイアック島
・ カイアック島 (アラスカ湾)
・ カイアック島 (ハドソン湾)
・ カイアッツォ
・ カイアナイト
・ カイアニエロの方程式
・ カイアネッロ
カイアファ
・ カイアポイ
・ カイア・カネピ
・ カイウイ海峡
・ カイウサギ
・ カイウス
・ カイウス (ローマ教皇)
・ カイウミヒドラ
・ カイウラニ
・ カイェス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

カイアファ : ウィキペディア日本語版
カイアファ

カイアファまたはカヤパヘブライ語ギリシャ語 )はイエス時代のユダヤ大祭司(在位 18年 - 36年)。大祭司カイアファ
現在では単にカイアファと呼ばれるが、正確にはカイアファの子ヨセフ( )で、カイアファはの名である。
サドカイ派新約聖書にも処刑前のイエスを引見する場面で登場する。
カイアファは大祭司であったアンナスの婿で、ローマ総督の任命によって大祭司となった。これは当時のユダヤではハスモン朝以来の伝統で大祭司が王と同じように政治的な影響力をもっていたためである。『マタイによる福音書』26:57では最高法院(サンヘドリン)によるイエスの裁判は大祭司カイアファの屋敷の庭で行われている。そのときの総督はピラトであった。
ヨハネによる福音書』ではイエスを捕らえた人々は、カイアファより先に舅のアンナスのもとへイエスを連れて行く。(ヨハネ18:13)このことからアンナスが元大祭司として依然影響力を持っていたと見ることもできる。
祭司長たちはベタニアのラザロも殺そうと相談した。(ヨハネ12:10)したがって、いくつかの注解書は、金持ちとラザロたとえ話がカイアファについてのパロディであると主張している。〔例えば、英国の作家ハリー・ウィテカー Whittaker,H.A. Studies in the Gospels, Biblia, 1996〕 この解釈の根拠は フラウィウス・ヨセフスが記載されているアンナスの5人の息子の偶然である。〔フラウィウス・ヨセフス『ユダヤ古代誌』『ユダヤ戦記』〕

==参考文献==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カイアファ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.