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カイナンボク科 : ウィキペディア日本語版
カイナンボク科[かいなんぼくか]

カイナンボク科(海南木科、Dichapetalaceae)は双子葉植物の科のひとつで、3属200種ほどからなる。世界の熱帯亜熱帯に分布する木本(一部つる性)。
日本には自生しないが、''Dichapetalum''属の2種が中国・海南島に自生することから「海南木」の和名がある(中国名は「毒鼠子」)。は全縁の単葉で互生。は4-5数性で花弁とがくのある小型の両性花で花序をつくる。果実は核果。この属は毒を持つものが多く、特に南アフリカ原産の"ジフブラール"(Gifblaar、''D. cymosum'')は猛毒のモノフルオロ酢酸を含有することで知られる。
クロンキスト体系ではニシキギ目としているが、APG植物分類体系ではキントラノオ目に移し、クリソバラヌス科に含めてもよいとしている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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