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カウアイ島[かうあいとう]
カウアイ島(''Kauai Is'')はハワイ諸島中最北端の島。 == 概要 ==
ハワイ諸島の最北端に位置し、直径約50kmのほぼ円形で、総面積1430.4km²。火山活動によって形成された島であり、その形成時期はもっとも古いとされ〔地球p.218〕、約500万から600万年前に海面に姿を現した。一時期はニイハウ島と地続きになっていたと考えられている〔。中央に聳えるワイアレアレ山の影響により太平洋上からの貿易風が遮られるため、島東部と島西部で極端に気象状況が変化する。西側のケカハでは年間降雨量は300mmに満たないのに対し、リフエの年間降雨量は1755mmである。また、山頂付近では高度と気温の関係から年間12000mmもの降雨量を記録する。豊富な降水などによる侵食作用が、ワイメア渓谷、ナ・パリ・コーストといった独特の景観を形成した。 山林地帯はきわめて植生豊かで、特にアラカイ湿地帯ではハワイミツスイ類などの貴重な鳥や、この島独自の2500種もの植物が生息している。 1778年、ハワイ諸島に到達した最初のヨーロッパ人となったジェームズ・クックが、最初に上陸したのは、カウアイ島南西部のワイメアであった。 現地島民(アメリカ人)は「カワイ」と発音している〔原田〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カウアイ島」の詳細全文を読む
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