|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
カウル()は、航空機やオートバイなどで走行風を整流するために、エンジンや車体を覆う部品、あるいは構造である。カウリング()やフェアリング()とも呼ばれる〔。 == 航空機 == レシプロエンジンを搭載した飛行機においては、エンジンを覆うカバーをエンジンカウル()あるいはカウリング()、または単にカウルと呼ぶ。フェアリングと言った場合は、エンジンだけでなく脚(きゃく)などの整形覆いも含まれる。大型ジェット機など、主翼の下にジェットエンジンを吊り下げる機体では「エンジンナセル()」や「エンジンポッド()」とも呼ばれる。 飛行機の歴史上、複葉機の時代のように速度が低かったころにはエンジンが剥き出しであったが、第一次世界大戦後の1920 - 30年代から空気抵抗(抗力)を低減する方策の1つとしてエンジンが覆われるようになった。機体全体が流線形で設計されるようになると同時に主翼は単葉となり、さらには引き込み式の降着装置や操縦席の風防(ウィンド・シールド)が採用された。 空冷エンジンを搭載した機種では空気抵抗を低減する効果のほかに、エンジンを冷却する空気の流れを整えて冷却効果を向上させる目的もあった。流路の出口に設けられる可動式の板を開閉することで冷却空気の流量を調整できるカウルフラップ()と呼ばれる機構を備える機種もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カウル」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cowling 」があります。 スポンサード リンク
|