|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 型 : [かた] 【名詞】 1. mold 2. mould 3. model 4. style 5. shape 6. data type ・ 駆逐 : [くちく] 1. (n,vs) extermination 2. expulsion 3. destruction ・ 駆逐艦 : [くちくかん] 【名詞】 1. destroyer ・ 艦 : [かん] 1. (n,n-suf) warship
カウンティ級駆逐艦(カウンティきゅうくちくかん、)はイギリス海軍の駆逐艦で、イギリス海軍が初めて保有したミサイル駆逐艦。 == 概要 == カウンティ級駆逐艦は、冷戦下にあって重大さを増す航空脅威に対して、空母戦闘群の防空の中核として、新しいテクノロジーであるGWS-1/2 シー・スラグ 艦隊防空ミサイルの装備に重点をおいて設計された。また、艦固有の対潜火力を一切持たず、対潜攻撃は艦載のウエストランド・ウェセックス 哨戒ヘリコプターに依存している。後甲板の艦対空ミサイル設備が場所をとるため、機体を格納庫に収容する際には、格納庫側面から斜めに引きこむという独特の形式を採用した。 1962年から1970年にかけて2つのバッチに分け、計8隻が建造された。バッチ 2の4隻は、シースラグミサイルと電子機器の更新を行い、檣楼の改装を要求された。これにより、965型対空レーダーと992Q型低角レーダーを突出した二重構造のAKE-2アンテナに改められた。 1975年から新型のGWS-30 シーダート艦対空ミサイルを搭載した42型駆逐艦の就役が開始されたことに伴い、1978年から順次退役が開始された。1982年のフォークランド紛争においては、紛争勃発時点で現役にあったバッチ2の3隻のうち「グラモーガン」と「アントリム」がフォークランド諸島奪還のための機動部隊に編入され出撃したが、これらの艦も1987年までには全艦がイギリス海軍から退役した。 イギリス海軍から退役したカウンティ級駆逐艦は、バッチ1のうちの1隻がパキスタン海軍に、バッチ2の4隻全てがチリ海軍にそれぞれ引き取られた。チリ海軍では1990年代に艦後部のシースラグSAMのランチャーを撤去して後部のヘリ格納庫と発着甲板を大型化したほか、後部煙突の左右に配置されたGWS-22 シーキャット短SAMの4連装発射機を、バラク-I 短SAMのVLS(8セル)に換装する改修が行われ、ミサイル駆逐艦から汎用駆逐艦に衣替えした。パキスタン海軍に譲渡された艦は1993年に、チリ海軍では2007年までに全艦退役した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カウンティ級駆逐艦」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 County-class destroyer 」があります。 スポンサード リンク
|