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カキノハグサ
カキノハグサ ''Polygala reinii'' Franch. et Savat. は、ヒメハギ科の多年草で、マメ科に似た黄色い花をつける。名前は葉の形が柿のそれに似ていることによる。 == 特徴 == 多年生の草本〔以下、主として佐竹他(1982),p.233-234〕。根茎は木質で根が太い。茎は直立して高さ20-30cmになり、あまり分枝しない。互生する葉は長楕円形、または倒卵状長楕円形で、長さ8-17cm。幅は3-7cm、葉柄は短い。葉身は薄く、鋸歯はなく、先端は急に尖り、基部はくさび形。 花期は5-6月。花序は茎の先端から立ち上がる総状花序で、長さは2-5cm。花は黄色で、ときに淡紅色を帯びる。萼片は5個あるが、2個の側萼片は大きく発達して花弁状となり、広倒披針形で先端が丸く、花弁と同じ長さで上を向く。花弁は3枚で長さ2cm、基部で互いにくっついており、下側の1枚の先端には房状の付属体がある。 和名はその葉が柿の葉に似ることによる〔牧野(1961),p.342〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カキノハグサ」の詳細全文を読む
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