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カクテル・グラスとは、ボウル(液体の入る部分)の形が、基本的に逆三角形型をした、ショートドリンク(ショートカクテル)を飲む際に広く用いられる、脚付きのグラスである。カクテル関連書籍では、基本的に「カクテルグラス」ではなく、「カクテル・グラス」と表記される。 == 概要 == カクテル・グラスは、カクテルを飲むために用いられるグラスの1つである。カクテル・グラスの形状は、ボウルの形が逆三角形型となっているものを基本としており 〔 花崎 一夫 監修 『ザ・ベスト・カクテル』 p.179 永岡書店 1990年6月5日発行 ISBN 4-522-01092-3 〕 〔 稲 保幸 『カクテル こだわりの178種』 p.214 新星出版 1998年7月15日発行 ISBN 4-405-09640-6 〕 、長い脚が付いている。この形状のため、あまりグラスを傾けずとも、グラスの中身を飲むことができる。しかし、丸型のカクテル・グラスと言って、ボウルの形が上を向いた半円形をしている場合もあるし、その他の形状のものもあり、デザインは豊富である 〔 澤井 慶明 監修 『カクテルの事典』 p.77 成美堂出版 1996年12月20日発行 ISBN 4-415-08348-X 〕 。なお、丸型のカクテル・グラスなどにも、長い脚が付いている。脚が付いているグラスはステム・グラスと呼ばれるが、このカクテル・グラスは、ステム・グラスの代表とも言われる 〔 稲 保幸 『カクテル こだわりの178種』 p.214 新星出版 1998年7月15日発行 ISBN 4-405-09640-6 〕。グラスの容量は75〜90ml程度と、通常のコップなどと比べて少ないのも特徴だ。ただし、カクテル・グラスの容量は、75〜90ml以外のものも存在する。(詳細は、「容量について」の節を参照)また、通常のコップには陶器製のものなどもあるが、カクテル・グラスは必ずガラス製である。なお、カクテル・グラスに用いられるガラスは、基本的に無色透明だ。ちなみに、もしも、カクテル・グラスの脚に気泡が入っている場合、そのカクテル・グラスは粗悪品であり、脚が折れやすい 〔 杉田 米三 『最新カクテルブック』 p.9 柴田書店 1969年12月20日発行 〕 。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カクテル・グラス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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