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カサノリ属[かさのりぞく]
カサノリ属(カサノリぞく、''Acetabularia'')は、カサノリ目カサノリ科に所属する緑藻の属の一つ。亜熱帯の海域に生育する海藻であり、約20種の現生種が知られる〔。なお単にカサノリというと、カサノリ属の総称、あるいはカサノリ属の1種 ''A. ryukyuensis'' のことを指す。 カサノリは単細胞生物であるが、体サイズが非常に大きく、複雑な形態をしていることから、細胞生物学の研究においてモデル生物として扱われている。 == 名称 == 属名の ''Acetabularia''は、古代ギリシャで使用されていたビネガー用の皿の名前(acetabulum)に由来し、カサノリがもつ傘状の構造にちなんでいる。そのため、カサノリのことを英語で mermaid's wineglass ということもある。和名のカサノリは、傘をもつ藻類であることを示している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カサノリ属」の詳細全文を読む
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