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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
カシューとは、主原料の名称「カシュー・ナット (cashew nut)」にちなんで名づけられ、1950年にカシュー株式会社が発明し、特許を取得した漆系の合成樹脂塗料のこと。漆の代用として使用される。 == 概要 == 食用のカシュー・ナット(カシュー・ナッツとも)の実の殻(カシュー・ナット・シェル)から抽出されるカシュー・ナット・シェル・オイルを主成分として、フェノール・メラニン・尿素・アルキドなどをアルデヒドと共縮合することで製造される。カシュー・ナット・シェル・オイルの主成分の1つであるカードールが漆の主成分であるウルシオールに類似した化学構造を持つ。 カシュー樹脂塗料は塗膜や性能も漆とほとんど変わらず、光沢があり、高樹脂分のためふっくらとした肉持ち感がある。塗料の乾燥は空気中の酸素を取り込む酸化重合であるので、漆のように湿度を必要としない為、自然乾燥または加熱乾燥が行われる。 また漆と違う点としては、漆かぶれがなく(但し稀にかぶれる場合もある)、刷毛塗りの他、吹き付け塗装も可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カシュー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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