翻訳と辞書 |
カジカエデ
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
カジカエデ
カジカエデ(梶楓、学名:''Acer diabolicum'')はムクロジ科カエデ属の落葉高木。雌雄異種。別名、オニモミジ。古いクロンキスト体系ではムクロジ科に含められている。 == 特徴 == 樹高は10-15m 〔『樹に咲く花 山溪ハンディ図鑑4』pp.366-367〕、高いものは20m 〔『日本の野生植物 木本Ⅱ』p.16〕に及ぶ。冬芽の鱗片は8-12対あり、瓦重ね状に並び、縁に短毛が生える。今年枝には褐色の短毛が生えるが、のちに落ちる。鱗片葉は長さ2.5-3cmになる広線形で、背面に淡黄褐色の絹毛を密生させ、葉が展開した後落ちる。葉は1-4対、対生する。葉身は、長さ4-12cm、幅5-15cmの5角形で、掌状に3-5浅・中裂し、基部は心形になり、縁は大きく粗い鋸歯がある。葉の表面の葉脈上と裏面に短伏毛があり、縁に短毛が密生し、表面の細脈は隆起する。葉柄は長さ1.5-10cmあり、葉身と同じ長さかまたは短く、短毛がある。 花期は4-5月。葉が展開する前に、長さ3-5cmの散房花序 〔を前年枝の側芽から出す。花はふつう暗紅色〔で、雄花と比べ雌花の方が色が淡い〔『カエデ識別ハンドブック』pp.90-91〕。雄花序は花が5-15個垂れ下がり、花柄は長さ1-3cm、萼片と花弁が部分的に合着した長さ5mmになる鐘形の花被筒になり〔、雄蕊は7-10個で花被筒より長く、退化雌蕊は微小。雌花序は花が3-9個やや上向きにつき、萼片、花弁は5個ときに4個で合着せず〔、雄蕊はなく、子房は短毛が密生し、花柱は外曲する。果期は7-8月。果実は翼果で、黄褐色の長剛毛があり、分果の長さは2.5-3cmになり、翼果は鋭角に開く〔か、ほとんど開かない〔。 和名は、葉がクワ科のカジノキ(梶の木)に似ることによる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カジカエデ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|