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カスバの女[かすばのおんな]
カスバの女(かすばのおんな)は、エト邦枝が1955年(昭和30年)に発表した楽曲である。 == 解説 == 韓国人の作詞家・久我山明が、自作の曲を作詞家の大高ひさを邸を訪れて持ち込み、その曲を聴いた大高が「日本の演歌では単なるモノマネになる」と思い、外国(アルジェのカスバ)を舞台にして詩を書いた作品であるという。 当初、芸術プロ製作映画『深夜の女』の主題歌として制作され、レコーディングを終了して発売したものの、肝心の映画が製作中止となり、発売元のテイチクレコードも熱心にキャンペーンすることなく曲は自然消滅の形となり、歌唱したエト邦枝は芸能界を去ることとなった〔。その後、1967年(昭和42年)になって緑川アコがカバーして日本クラウンから発売するとこれがヒットとなり、以後は竹腰ひろ子、沢たまき、扇ひろ子らがこぞってカバーして知られるようになる。これを受けて本家本元のエト邦枝も表舞台に復帰して思い出のメロディー(NHK総合テレビジョン、1976年8月7日放送)を始めとする“懐かしのメロディー”番組に出演して本曲を歌唱している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カスバの女」の詳細全文を読む
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