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カスパール・ヨハネス・ワルター : ミニ英和和英辞書
カスパール・ヨハネス・ワルター[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

カスパール・ヨハネス・ワルター : ウィキペディア日本語版
カスパール・ヨハネス・ワルター[ちょうおん]

カスパール・ヨハネス・ワルター(Caspar Johannes Walter, 1964年 - )は、ドイツ現代音楽作曲家チェリスト
==略歴==
1964年生まれ。ヨハネス・フリッチュクラレンス・バーロウに師事した。20代前半から頭角を現し、メンヘェングラートバハ市国際作曲コンクール優勝、ウィーンモデルン国際作曲賞優勝、入野賞優勝、パウル・ヒンデミット賞受賞で脚光を浴びる。当初は純正律のみで作曲を志したが、イワン・ヴィシネグラツキーの四分音理論に触発されたのがきっかけで、作品リストを立ち上げることになった(この経緯はファーストアルバムのライナーから)。親日家でもあり、尺八を使ったトリオの書下ろしなど活動当初は日本での紹介も目立った。
虚空に打たれる「点」と、長く伸びる「線」のイントネーションを、聴覚上で追求する語法は青年期から一貫して続いており、それぞれに異なった装飾を特殊奏法で和える。点と線による造形感覚と時間構造の良さは、親族に美術家がいることからの影響も指摘されている。基本テンポは常に遅い。演奏家への挑戦はきつく、トランペットの最高音域と最低音域が5オクターブに及んだことがあった。
自らは優れたチェリストでもある。ここからは名人芸の追究といったことよりも、指版上で追求できる多彩な音律に興味があるようであり、自らが結成したチェロトリオブリュの活動においても、多彩な音律を駆使する作品の紹介が際立っている。後にパートナーとなったカロラ・バウクホルトと共同でトゥルムヘン出版社(後に同名のアンサンブルも設立)を立ち上げゲオルグ・ハジドゥの17平均律の書籍を出版していることからも、多彩な音律への興味は明らかである。
近年はあらかじめスコルダトゥラした撥弦楽器弦楽器を編成にいれて、ノイズのない響きの歪みと音色の美しさを追求する境地に至ったが、作風は全く変わっていない。現在もドイツの作曲家の中堅として評価が特に高く、常時委嘱の入る作曲活動を行っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カスパール・ヨハネス・ワルター」の詳細全文を読む




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