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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ カスピ海 : [かすぴかい] 【名詞】 1. Caspian Sea ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
カスピ海ヨーグルト(かすぴかいよーぐると)は、家森幸男が長寿地域として知られているヨーロッパ東部のコーカサス地方から日本に持ち帰ったことにより日本に広まったと言われているヨーグルト。2012年11月1日には、コーカサス地方に伝わる食と健康に関する情報発信を目的として「カスピ海ヨーグルト研究会」が発足〔http://www.caspikai.net〕。2012年現在では、食品メーカーから粉末状の種菌やヨーグルト製品が出されている。 == 概説 == 作り方は、牛乳に種菌粉末もしくはヨーグルトの一部を溶かし、そのまま放置する。菌がすみやかに牛乳を酸性にするため、他の雑菌が繁殖しにくくなり、牛乳が発酵し、ヨーグルトが出来上がる。 京都大学名誉教授の家森幸男が、1986年、疫学研究の際に「カスピ海」と「黒海」に挟まれた長寿地域として知られている「コーカサス地方」から持ち帰った種を、自宅で増やし食べていたが、それを「粘り気のある面白いヨーグルト」として知人に分けたことから、人づてに広まった〔家森幸男『カスピ海ヨーグルトの真実』 2002〕と言われている。通常の乳酸菌とは異なって20℃から30℃という低い温度で増えるため、特殊な器具などを使わずに、牛乳から手軽に作りやすいことと(一般的なヨーグルトに比べて)酸味がおだやかなことが人気となった理由〔『ポケット図解最新 老化の科学がわかる本』西尾 玲士 2008年9月、秀和システム ISBN 9784798014616〕、ともされる。 一方で家森幸男は温度が高い夏場に雑菌が増えることを心配し、安全なヨーグルトの種菌が供給できるよう、食品メーカーであるフジッコの協力の下、NPO法人「食の安全と健康ネットワーク」で凍結乾燥した種菌の頒布活動を行った。2012年現在ではフジッコから種菌が通信販売されているほか、プレーンヨーグルトの状態になっておりそのまま食べられる「カスピ海ヨーグルト」も販売されている。ただしこのヨーグルト状態になったものを種菌とすることは推奨されていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カスピ海ヨーグルト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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