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カズー[ちょうおん]
カズー(Kazoo)は膜鳴楽器の一種。バズーカとも言う。元はアフリカの楽器で、黒人奴隷によってアメリカにもたらされた。 == 概要 == 真鍮(あるいはプラスチック)製の管の一部に羊皮紙(現在はポリプロピレンフィルムなどで代用)を張り、口に咥えながら声を発し、共鳴、振動させて演奏する。発声によって音の高低を付ける事ができる。 ラッパ型や潜水艦型(クジラ型と呼ぶものもいる)などの形があり、約500円程度の安価で買えるなど、非常に玩具的要素の強い楽器である。日本の駄菓子屋や野球場などでも、より簡易なものが「ブーテキ」の名前で販売されている。 他の楽器に比べ非常に安価で、練習をほぼ必要としない手軽な楽器であり、軽妙、滑稽な音が出ることから、特にジャグ・バンドやフォークの楽曲で使用される事が多い。またギターの弾き語りの際に、ハーモニカ用のホルダーによって口元に取り付け演奏する場合もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カズー」の詳細全文を読む
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