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カタクチイワシ科[かたくちいわしか]
カタクチイワシ科 はニシン目に属する科の一つ。総称的にアンチョビ(英語 )と呼ばれる。イタリア語でアッチューガ (複数形はアッチューゲ )、フランス語でアンショワ 。日本では特に塩蔵品にした食品を指すことが多い。 食用以外に肥料や飼料としても使用され、粉状に加工したものは魚粉やフィッシュミールとよばれる。煮干しや魚醤も生のアンチョビを使って作られることがある。 == 分類 == 上顎骨の後端が眼の位置よりもずっと後ろまで伸びるため口が大きい。これは、ウルメイワシ科やニシン科(マイワシなど)との顕著な違いである。吻(口先)はややとがり、下顎よりも前に突き出ていることが多い。顎の歯の発達は種によってさまざまである。カタクチイワシ亜科は体が細長い円筒形に近く、外見はイワシに似る。エツ亜科はそれほどイワシに似ておらず、高く立った特徴的な背びれを持つ。背に青みがかった、いわゆる青魚である。腹側は銀色である。 約20種の淡水産種が知られ、南アメリカを中心に分布する。ニシン科とは異なり、本科魚類の化石種は極めて少数しか知られていない。ほとんどはプランクトン食だが、一部に魚食性種がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カタクチイワシ科」の詳細全文を読む
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