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カダヴァー : ウィキペディア日本語版
カダヴァー[ちょうおん]

カダヴァー(''CADAVER'')はノルウェーデスメタルブラックメタルバンド。1988年に結成されアルバムを数枚リリースしたが1993年に一度解散。その後、カダヴァーのメンバーだったアンダース・オデンによって1999年にカダヴァー・インク(''CADAVER INC.'')という名で再結成が行われる。その後名前をカダヴァーに戻し活動を行ったが、最終的に2004年に活動を終了した。
初期の頃はウッドベースフルートを導入してプログレッシブ・デスメタルとでも言えるような非常にテクニカルなデスメタルバンドであったが、再結成後は当時ノルウェーで盛んであったブラックメタル寄りのアプローチになりブラストビートを全面に展開する楽曲が多くなった。またライブではコープスペイントを施したパフォーマンスを展開していた。

==略歴==

*1988年にアンダース・オデンとOle Bjerkebakkeによってカダヴァー(CADAVER)が結成される。その後、1989年にベースのRené Jansenが加入し、トリオ編成でデモテープ『Abnormal Defomity』を作成。このデモテープはカーカスのメンバーの興味を惹くこととなり、当時彼等が運営していたイヤーエイク・レコード傘下のネクロシス・レコードから1stアルバム『Hallucinating Anxiety』をカーネイジのアルバムとのスプリットアルバムとしてリリースされることとなった。アルバムのリリース後、ベースのRené Jansenが脱退し、代わりにEilert Solstadが加入する。1992年には2ndアルバム『...In Pains』をイヤーエイク・レコードよりリリースするが、バンド内で方向性の相違により1993年に解散することとなった。
*その後、アンダース・オデンはシンセポップバンド、アポプティグマ・ベルツァークのメンバーとして参加する一方、マジェンタでの活動を行っていたが。1998年にサティアに誘われる形で、サテリコンの『Meggio』、『Rebel Extravaganza』や、メイヘムのアルバムに参加することになり、再びデスメタルへの意欲を持つこととなる。
*1999年になってアンダース・オデンは新たに3人のメンバーを集め、そしてカダヴァー・インク(CADAVER INC.)という名で再びデスメタル・シーンに戻って来ることになった。アンダース・オデンはオデン(Odden)を逆に綴ったネッド(Neddo)という名前で活動をし、2001年4月にカダヴァー・インクとしてのデビュー・アルバム『Discipiine』をイヤーエイク・レコードよりリリースする。このアルバムは以前のカダヴァーがデスメタルだったのに比べてよりブラックメタル色が強くなり、ライブにおいてもコープス・ペイントを施したりと同郷のブラックメタルを強く意識した形となった。アルバムリリース後、ザイクロンモービッド・エンジェルエクストリーム・ノイズ・テラーらとヨーロッパ、アメリカツアーを行う。
*アルバムにともないウェブサイト「www.cadaverinc.com」を立ち上げ、冗談半分で殺人者のアリバイ提供サービスを行ったところ大変な注目を集める事となり、ノルウェー当局から捜査を受けたりしたので騒ぎを収束させるために、バンド名をカダヴァーに戻して活動していく事になる。
*2002年にはノルウェーオスロで行われたフェスティバルに出演したときのライブアルバム『Live Inferno』をRapax Productionsよりリリース。2003年にはアルバム『Necrosis』をキャンドルライト・レコードよりリリースした。このアルバムは前作のブラックメタルよりのアプローチに比べるとオーソドックスなデスメタルよりになった。リリース後メイヘムらとヨーロッパツアーを行うが、その後解散を決め、2004年9月8日に公式サイトで正式に解散したと発表された。
*その後、アンダース・オデンはアポプティグマ・ベルツァークに再加入し、『You and Me Against the World』のレコーディング及びツアーに参加し、アルバムはヨーロッパでトップ10を獲得することになったが、2006年にはアポプティグマ・ベルツァークを脱退し、再結成したセルティック・フロストのツアーサポートギタリストとして加入した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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