翻訳と辞書 |
カッ
カッ()または笠子帽は、朝鮮の伝統的な帽子の一種である。李氏朝鮮の服飾の一つで、両班が頭にかぶる冠帽の一種。頭を覆う部分であるモジャと、顔を覆うつばの部分であるヤンテから成り立つ。 == 概要 == カッは、モジャとヤンテの区別が難しいパンガッ型と、区別がはっきりしたペレンイ型に、大きく分けられる。パンガッ型には、サッカッ()、パンガッ()などがあり、ペレンイ型には、ペレンイ()、草笠()、黒笠()、朱笠()、白笠()、玉鷺笠()などがある。 カッサゲ()は、カッを保護する布地で、身分の貴賎に従って、布、紗、毛などで区別した。カックン()は、カッに付けた紐で、カックンの形と材料だけでもって身分が分かった。カッヤンテ()は、カッのつばに該当する丸くて平たい部分で、糸筋のように細くした竹の筋を編んで作る。貴賎に従ってカッヤンテの広さが違った。カッの丸い形は、円形の竹枠によって作られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カッ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|