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カップケーキ(英:cupcake、イギリス英語:fairy cake、アイルランド英語:buno、オーストラリア英語:fairy cakeまたはpatty cake)は薄い紙やアルミ箔のカップに生地を流し込んで焼いた、一人分の大きさほどの小さなケーキである。これより大きいサイズのものと同様に、アイシングやキャンディーなどを用いたケーキデコレーションで飾られることもある。 == 歴史 == カップケーキに関する初めての記述は、アメリア・シモンズによって執筆された ''American Cookery'' という本において「小さなカップで焼かれたケーキ "a cake to be baked in small cups"」のレシピが記載された1796年まで遡る。また、カップケーキ(cup cake)という言葉の記載が初めて確認できる書物は、1828年に出版された エリザ・レスリーによる ''Seventy-five Receipts for Pastry, Cakes, and Sweetmeats''というレシピ本であるとされる。 ただしこの名称が使われ始めた19世紀前期には、「カップケーキ("cupcake" や "cup cake")」は異なる二つのものを指していた。そのうちの一つは今日とほぼ同様のもので、が広く手に入るようになる前までは、これらのケーキは陶製のカップやラメキンその他のカップ型の容器を使って個々に焼かれることが多かったため、その容器からカップケーキと名づけられた。この用法は後まで残り、現在ではティーカップ程の大きさのケーキであればどんなものでもカップケーキ "cupcake" と呼ばれている。なおイギリスのフェアリーケーキ(fairy cake)と呼ばれるものは、アメリカのカップケーキよりも大きさに幅があるが、伝統的にはより小さく、手の込んだアイシングが施されることも稀である〔羽根則子『イギリス菓子図鑑』(誠文堂新光社, 2015年3月)、pp.90-97〕。 もう一つの「カップケーキ」は、材料の重さを量るかわりに、基準となるサイズのカップを用いて材料の容量を量って作るケーキを指していた。計量カップで量った材料を用いたレシピでもカップ型の中で焼かれることはあったが、これらはむしろブリキ缶を用いて層状に焼かれたり塊として焼かれることの方がより一般的であった。後に家庭の台所でも容量を量る方法が広く根付くようになると、このレシピは1カップ(1カップ=8oz=240ml)のバター、2カップの砂糖、3カップの小麦粉、4個の卵の4つの材料から作られることから、''1234 cakes'' や ''quarter cakes'' の名で知られるようになった。〔Cupcakes - Food Timeline〕これらはプレーンな黄色のケーキで、パウンドケーキに比べて半分程度のバターや卵しか使わないため、よりあっさりしていて幾分か安価なものとなる。この場合の「カップケーキ」は「パウンドケーキ」と同じく作り方による大まかな分類を表す名称であり、カップケーキであれば容量を、パウンドケーキであれば重量を量るといった作り方を作り手に対して示していた。〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カップケーキ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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