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カドモス : ウィキペディア日本語版
カドモス

カドモス(, )は、ギリシア神話に登場する人物である。アゲーノールテーレパッサ(アルギオペーとも)の子で、キリクスポイニクスエウローペーと兄弟。テーバイの創建者。フェニキア文字の配列を変更し、ボイオーティアに伝えたという。
== 神話 ==

=== エウローペーの捜索 ===
カドモスの姉妹であるエウローペーをゼウスがさらったとき、アゲーノールは息子たちを捜索のために発たせ、エウローペーを見つけるまで帰ってくることを禁じた。このときカドモスは母テーレパッサとともに船出してロドス島テーラ島と経由してトラーキアに到着した。この地でテーレパッサが死んだため、カドモスはデルポイまで赴いて今後の方針について神託を伺った。神託のお告げは「エウローペーを探すことはあきらめ、一頭の雌牛のあとをついてゆき、その牛が倒れたところに都を立てよ」というものだった。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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