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カニカニ銀 : ミニ英和和英辞書
カニカニ銀[かにかにぎん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ぎん, しろがね]
 【名詞】 1. (1) silver 2. silver coin 3. silver paint

カニカニ銀 : ウィキペディア日本語版
カニカニ銀[かにかにぎん]

カニカニ銀(かにかにぎん)は将棋戦法のひとつ。急戦矢倉の一種〔児玉孝一『必殺!カニカニ銀』3頁。もっとも、「もはや矢倉ではない」という表現もみられる(同書9頁)〕で、主に先手番で用いられる。奇襲戦法に分類されることもある〔神谷広志『奇襲虎の巻』130頁〕。考案者は棋士児玉孝一で、〔『必殺!カニカニ銀』p.3を参照。〕2003年の第30回将棋大賞・升田幸三賞受賞戦法となった〔『奇襲虎の巻』225頁(文庫版発行時に追加されたあとがき)による。〕。
==概要==

===歴史===
青野照市富沢幹雄らが好んで用いていた急戦矢倉の二枚銀戦法にカニカニ銀の源流があるのではと推測したことがあり〔青野照市『プロの新手28』96頁〕、児玉もカニカニ銀は二枚銀急戦矢倉を母体にしたものとしている(しかし、全く違う戦法になってしまったともしている)〔『必殺!カニカニ銀』p.8を参照。〕。戦法の命名者は森信雄で〔児玉孝一『必殺カニカニ銀』9頁。児玉本人は「最初は「変な名前を付けて・・・」と思っていたが、そのうち「ピッタリだ。雰囲気が出てる」と思うようになった。」と感想を記している。〕〔「将棋世界」(日本将棋連盟)2000年1月号付録「2000年棋士名鑑」の児玉孝一の項〕〔塚田泰明・横田稔『序盤戦!!囲いと攻めの形』187頁〕、動き回る銀をカニに例えた、あるいは2枚の銀をカニのハサミに例えたことに由来する。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カニカニ銀」の詳細全文を読む




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