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カニムシ カニムシ(蟹虫)は、節足動物門鋏角亜門クモ綱カニムシ目に属する動物の総称である。触肢が大きな鋏となる。ほとんどは数mm程度以下の小型の虫である。〔以下、全般的には内田監(1966)、p.61-90.による。〕 == 特徴 == 四対の歩脚、一対の鋏状の触肢を持ち、体は円筒形、楕円形で、頭胸部と腹部の間がくびれない。全身の外形は、しっぽのないサソリという感じである。 カニムシの目立った特徴は、よく発達した、鋏の形の触肢である。大きいものでは体長と同じくらいの長さがあり、先端近くには感覚毛がはえている。この鋏を前方に延ばしてそろそろと歩き、何かにぶつかると、鋏を体に引き付けて、すっ飛ぶように後退する。その姿が印象的なためか、”アトビサリ”等の別名がある。 中には鋏角から糸を出せるものがあり、それを用いて巣を作る。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カニムシ」の詳細全文を読む
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