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カヌシウムの戦い()は、第二次ポエニ戦争において紀元前209年の夏にハンニバル・バルカ率いるカルタゴ軍とマルクス・クラウディウス・マルケルス率いるローマ軍との間で戦われた戦闘である。 == 背景 == 空前絶後の大敗を喫したカンネーの戦い(紀元前216年)の後、ローマはファビウス・マクシムスの提案した持久戦法(徹底的にハンニバルとの交戦を避け、ハンニバルの疲弊を待つ)によってハンニバルを疲弊させようとした。ところがローマの将軍のうちマルケルスだけは、三度にわたりハンニバルからノラを守り抜いたり、紀元前210年にヌミストロの戦いでハンニバルと引き分けるなど積極果敢にハンニバルに挑み続けた。一方ハンニバルは南イタリアでローマの同盟都市をローマから裏切らせるための活動を続けていた。 紀元前209年、ファビウスはハンニバル側に寝返ったタレントゥムへと向い、ハンニバルのタレントゥム援助を防ぎつつ、大規模な会戦にならないようにカヌシウム(カンネーの南西の町)にて小競り合いを繰り返した〔プルタルコス, 「マルケルス」, 25〕。ファビウスとの戦いから一晩明け、ハンニバルは次は新たに接近してきたマルケルスと戦う運びになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カヌシウムの戦い」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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