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カネテツデリカフーズ : ミニ英和和英辞書
カネテツデリカフーズ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

カネテツデリカフーズ : ウィキペディア日本語版
カネテツデリカフーズ[ちょうおん]

カネテツデリカフーズ株式会社(''Kanetsu Delica Foods Inc.'')は、兵庫県神戸市東灘区に本社を置くかまぼこちくわなどの魚肉練り製品を製造・販売する日本食品メーカー水産加工品業者である。
== 概要 ==
創業者の村上鉄雄が、1926年(大正15年)に兵庫県西宮市で練製品の製造を始める。間もなくして第二次世界大戦の開戦により、1944年(昭和19年)には戦時企業統制令の発令で、同社を中心に数社の同業者を統合し、神戸かまぼこ株式会社に改名。社長に就任すると共に、戦後になって、同業者が合同の状態で、再び企業名をかねてつ蒲鉾株式会社に改名。また本社及び工場を、西宮市から神戸市兵庫区神明町に移転する。
1951年(昭和26年)に誕生したマスコットキャラクター、「てっちゃん」の登場ならびに、CMソング「てっちゃんの歌」で、関西から西日本では、一躍その名が知れ渡ると共に、地元・関西では有名企業の一つとして知名度を高めるが、東海地方から東では、同業最大手の紀文を筆頭に、他にも小田原市に本社を置く、鈴廣籠清など競合他社が多数しのぎを削っていたこともあり、今ひとつの知名度に甘んじていた。しかし1982年(昭和57年)に、当時同社の常務だった村上健(現社長)が、コピーライター中島らも灘高校の同級生であった縁から、『宝島』誌上で2ページの新聞記事もどきの広告「啓蒙かまぼこ新聞」の連載を開始する。かまぼこなどの練り製品に興味を持たない読者に対し、あの手この手の奇手奇策を凝らした内容が話題となる共に、これに乗じて、関東地方を中心とする東日本への営業展開を開始。関西で有名企業だった同社の名前が、ついに全国区の知名度を得ることになる。ただ「啓蒙かまぼこ新聞」は、編集方針そのものがかなりいい加減であったため、読者に対し企業側の思惑とはかけ離れたイメージを与える〔その一例として、この一連の広告をまとめ、1987年ビレッジプレスから刊行された「啓蒙かまぼこ新聞・単行本」にて、作家の村上春樹が、同単行本の刊行に伴い、寄せたあとがき・解説に、村上の姉が、中島の手による「啓蒙かまぼこ新聞」を読んだ際に、”中島らもという人物が「かねてつ」という架空の企業を勝手にでっち上げて、この2ページの中で無茶苦茶な絵空事を書いている”という風にとらえていた例がある。〕ことも少なくなく、時には批判の声が上がることもあった。
1998年(平成10年)1月29日に取引先の経営破綻の影響を受け〔但し、当該取引先企業との間には、実際の商品と連動しない不透明な手形取引が頻繁に行われていたことが明らかになっており、日経ビジネス1998年7月27日号、85 - 88ページによると、単純な取引債権の焦げ付きではなく手形詐欺の被害に遭ったという側面が強いと報じている。〕、神戸地方裁判所和議を申請したが、取引先等の支援を受け自主再建の道を選ぶ。その後業績は持ち直し、関西を代表する練り製品メーカーとして、近年では伊藤ハムと業務提携を締結した。
なお、兵庫県伊丹市に本社がある水産加工品メーカー「伊丹かねてつ食品」とはかねてつという屋号のつながりから関係を取り沙汰されることも多いが、資本・人材面において関連は一切ない。
キャッチコピーは「何かが違う専門店の味」(CMなどで使用)。
当社の看板商品の一つである「練り物」は食用油で揚げた物が中心であるが、近年は健康志向を考えて油で揚げない(業界初)ノンオイルの練り物も発売している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カネテツデリカフーズ」の詳細全文を読む




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