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カノツメソウ
カノツメソウ(鹿の爪草、学名:''Spuriopimpinella calycina'')はセリ科カノツメソウ属の多年草。別名、ダケゼリ。 == 特徴 == 茎は直立し、高さは50-100cmになり、上部は分枝する。根出葉や茎の下部につく葉は2回3出複葉で、茎の上部につく葉は3出葉になる。小葉は広卵形から広披針形で、長さ1.5-5cmになり、先端はしだいに細くなり、基部はくさび形、上部の縁には鋸歯があり、両面の葉脈上に短毛が生える。 花期は8-10月。茎頂か、分枝した先端に複散形花序をつける。花は白色の5弁花。複散形花序の下にある総苞片、小花序の下にある小総苞片とも、線形で短い。果実は長楕円形で無毛、分果の隆条は細く目立たない。油管は分果の表面側の各背溝下に2-4個、分果が接しあう合生面に4個ある。 和名のカノツメソウ(鹿の爪草)の由来は、やや肥大した長い根茎の形からによる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カノツメソウ」の詳細全文を読む
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