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カバーラップ2世 : ミニ英和和英辞書
カバーラップ2世[よ, せい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 

カバーラップ2世 ( リダイレクト:カバーラップ二世 ) : ウィキペディア日本語版
カバーラップ二世[かばーらっぷにせい]

カバーラップ二世(カバーラップにせい、競走名セイカン)とは日本競走馬種牡馬である。
戦後の競走馬資源不足解消のため、2歳(旧馬齢)のときにアメリカより輸入された外国産馬(通称「米サラ」)の抽せん馬〔。尾形藤吉のもとでセイカンという名で走ったが、脚部不安のため〔競走馬としては大成せず下級競走を2勝したのみに終わり、引退した翌年の1957年より吉田牧場で種牡馬となる〔。このときカバーラップ二世と改名された。父Cover Upを原音に近い形で表記し、その「二世」としたものである。
年間種付け頭数は1972年の29頭が最高〔であり、ほぼ吉田牧場専属の種牡馬であった。それにもかかわらず、2年目の産駒から阪神3歳ステークスの優勝馬チトセハーバーを送り出したのを皮切りに、桜花賞優勝馬ワカクモ、1967年の最優秀4歳牡馬リュウズキなどの八大競走優勝馬を次々と輩出。1960年代後半から1980年代にかけての同牧場の全盛時代を牽引した。
1978年に種牡馬を引退し、1980年夏に老衰のため死亡〔。遺体は孫であるテンポイントの墓のそばに埋められた〔。この年の秋に牝馬として9年ぶりの天皇賞優勝馬となったプリテイキャストが最後の活躍馬となった。中央競馬重賞優勝馬となった8頭の産駒は、すべて吉田牧場、あるいは縁戚の吉田権三郎の生産馬であった。
== おもな産駒 ==
''※太字は現在のGI級競走優勝馬。''
*チトセハーバー(1959年産 阪神3歳ステークス)
*リュウゲキ(1960年産 朝日盃3歳ステークス
*キョクトー(1962年産 キヨフジ記念平和賞浦和桜花賞
*ワカクモ(1963年産 桜花賞、小倉記念
*リュウズキ(1964年産 皐月賞有馬記念函館記念2回、北海道3歳ステークス
 *1967年度優駿賞最優秀4歳牡馬
*ゴルドラップ(1968年産 東京王冠賞
*フクリュウヒカリ(1969年産 デイリー杯3歳ステークス
*アグネスビューチー(1971年産 東京新聞杯
*カシュウチカラ(1973年産 天皇賞・春目黒記念・春2回、京成杯オータムハンデキャップ
*プリテイキャスト(1975年産 天皇賞・秋、ダイヤモンドステークス
 *1980年度優駿賞最優秀5歳以上牝馬

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カバーラップ二世」の詳細全文を読む




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