|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
カピロテ(Capirote)は、スペインのカトリック教徒が用いる円錐形に尖った帽子、頭巾。これをかぶった人々が復活祭の聖週間にスペイン各地で行進する。 中世の欧州では道化のトレードマークが円錐形の尖がり帽子であり、それが愚鈍や不徳のイメージにつながった。ここから、犯罪者を市中で引きまわして見せしめにする時には、尖がり帽子をかぶせて罵倒する習わしであった。 その後、尖がり帽子をかぶり、なおかつ顔がわからないように覆面して行進し、受難者に倣って自らの罪を悔い改めるための活動が始まった。 各地にあるナサレノ(Nazarenos、ナザレ人)というカトリック信徒団体により組織され、カピロテをかぶった人々をペニテンテ(Penitentes、懺悔する人、苦行者)と呼ぶ。 アメリカ合衆国の極右団体クー・クラックス・クラン(KKK)が同様の扮装をすることでよく知られているが注意が必要である。KKKは反カトリックを主張していることでも知られる。 また、南米のアンデス山脈の高山などに見られる白く尖った氷柱は、その姿になぞらえてペニテンテと称される。 == 関連項目 == * ルパン三世 カリオストロの城 == 参考文献 == * 『スペイン文化事典』 丸善、2011年 category:カトリック 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カピロテ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|