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カフジ
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カフジ
カフジ(英語:Khafji, /Ras al Khafji=カフジ岬の意)はクウェートとサウジアラビアが領有する中立地帯。1950年代に日本のアラビア石油がカフジ沖(ペルシャ湾)の石油採掘権を得て海底油田を開発した。 人口は6万5000人(2005年)。住民のほとんどは石油産業関連企業の職員とその家族である。 イラクによるクウェート侵攻後に湾岸戦争が起こり、1991年1月29日のイラク軍の攻撃でカフジの石油タンクも炎上した。このイラク軍の攻撃は、クウェート領内からイラク軍第5機械化師団の一個旅団が国境を越えて行われたものだった。T-55戦車50両と装甲兵員輸送車30両に支援された約3-400人のイラク軍部隊がカフジの守備隊を破った。これに対し米中央軍がA-10地上攻撃機や対戦車ヘリ、海兵隊の陸上部隊を投入したところ、イラク軍は1月30日に町を放棄してクウェート領内に撤退した。イラク軍はこの攻撃の成果を誇大アピールしたが、実情は上述のとおり大きく異なるものだった。2000年にアラビア石油の採掘権契約は終了した。その後、サウジアラビアとクウェートが折半出資する企業が石油採掘を行っている。 カフジに勤務(移住)するとクウェートとサウジの両国を自由に移動できる通行証(イガマ)を取得できる。ただし観光ビザはないので一般人の入国は通常では不可。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カフジ」の詳細全文を読む
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