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カブウェ(Kabwe)は、ザンビアの都市。1967年までの旧名はブロークン・ヒル(Broken Hill)。中央州の州都である。2000年当時の人口は177,000人〔大山「カブウェ」『世界地名大事典』3、254頁〕。ザンビアのほぼ中央にあり、首都ルサカから130km北、カピリ・ムポシから60km南に離れている〔。大鉱山を擁する鉱業都市で、亜鉛と鉛をはじめ、銀、マンガン、カドミウム、チタンなども産出する。 カブウェにはザンビア鉄道の本部があり、北のキトウェやカッパーベルト州、南のルサカに向かう路線をここで管理している。 == 歴史 == 1902年にカブウェで亜鉛と鉛の鉱脈が発見され、オーストラリアの鉱山町ブロークン・ヒルにちなんでブロークン・ヒルと命名された〔大山修一「ブロークンヒル」『世界地名大事典』3収録(朝倉書店, 2012年11月)、865頁〕。すぐにブロークン・ヒル鉱山が建設され、1904年から採掘が始まった。イギリスの植民地時代に町は銅鉱山の開発拠点とされ〔、1906年には南のリヴィングストンからローデシア鉄道が到達する。鉱脈が発見されてから町は急速に発展し、バナジウム、石灰岩も産出されるようになった〔戸谷「カブウェ」『世界地名大事典』6巻、250-251頁〕。1921年には古人類の化石が鉱脈掘削中に発見され、ローデシア人(ホモ・ローデシエンシス)と名づけられた。 1980年代に鉱山は閉鎖され、鉱山開発の中心はカッパーベルト州に移る〔。 長年の採鉱の結果、都市の環境は悪化し、2007年にブラックスミス研究所が発表した「世界でもっとも汚染された10の都市」の中に、カブウェもランクインした。土地全体が鉛やカドミウムで汚染されており、子供の鉛の血中濃度は通常の5倍となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カブウェ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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