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カポタスト : ウィキペディア日本語版
カポタスト

カポタスト(capotasto)は、ギターウクレレなどの弦楽器用アクセサリー、演奏補助器具のひとつ。略してカポと言われる。の長さを任意に短くすることで、楽器全体を移調することができるが、上げるだけで下げることはできない。一般的なチューニングでは演奏が比較的困難な楽曲を、楽に演奏するために用いられることが多い。
以下は主にギターに関して述べる。
== 概説 ==
この項目の通り、ギターは一般的なチューニングでは、E,A,D,G,B,E音にチューニングされている。従って、シャープフラットの多い調の楽曲の演奏において、以下のような若干の制限がある。
*ポジションを押さえていない弦の音を鳴らす事ができない
*高い頻度で弦をセーハする事が要求される
*ミュートが煩雑
この回避策として、楽曲ごとにチューニングを変更することが考えられるが、簡易にそれを行うための器具が、カポタストである〔『早わかり』p.45〕。
基本的には、左手人差し指によるセーハを代行する器具である。何らかの機構で、人差し指の代わりに任意のフレットで1〜6弦までを一括して押さえつけ、ギターのチューニングを上げることができる。その弦の固定の強度の関係から、開放弦ともセーハした弦とも若干違う音を奏でる。具体的には、キーがC#の曲は、第1フレットにカポタストを装着することにより、ギター全体の音程半音あげてやり、Cと全く同じ運指で演奏できるわけである(ただし、フレットの間隔が異なるため、完全に同じ感覚で演奏できるわけではない)〔『早わかり』p.45 - p.46〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カポタスト」の詳細全文を読む




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