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カポナータ(イタリア語:''Caponata'')は、シチリア島およびナポリの伝統料理。 == シチリアのカポナータ == シチリアのカポナータは揚げナスの甘酢煮である。カプナータ(Capunata)またはカプナティーナ(Capunatina)とも呼ばれる。イタリア全土で有名な料理であり、スペインのカタルーニャから渡来したと考えられている。 ナスを一度オリーブ油で揚げ、別鍋にオリーブ油で炒めたタマネギ、セロリ、トマト、オリーブ、ケッパーと合わせて白ワイン酢で軽く煮込み、塩、砂糖で調味したのちに、バジリコをちらして常温で供する。仕上げにココアパウダーを加えることもあり、ゆで卵やカラスミ、マグロの卵、オイルサーディン、タコ、エビなど魚介類が入る場合もある〔Simeti, Mary Taylor. ''Pomp and Sustenance''. Ecco, Hopewell, NJ, 1989. p.77-78.〕。 カポナータと似た夏野菜の炒め煮は、地中海地方各地でよく見られる。日本では南イタリアのチャンボッタ(Ciambotta)と混同されることが多いが、野菜の種類が異なる場合があり、甘酸っぱい味付けにはしない点が異なる〔Schwartz, Arthur. ''Naples at Table''. Harper Collins, New York, 1996. p.364-366〕。また、フランスのラタトゥイユとも似ているが、こちらも普通は砂糖や酢を入れない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カポナータ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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