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カマラシーラ(、蓮華戒)は、インド仏教中観派の僧侶。チベット仏教の始祖であるシャーンタラクシタ(寂護)の弟子。 ==サムイェー宗論== 師シャーンタラクシタが、チベット(吐蕃)のティソン・デツェン王の招請でチベットに赴き、サムイェー寺を建立して仏教を広めた後も、カマラシーラはインドのナーランダー大僧院に残り、タントラの教授を行っていた。 その後786年に敦煌から連れて来られた中国禅僧摩訶衍の不思不観の教義が、シャーンタラクシタの死(787年)後にチベットで広がりを見せ、インド僧達との間で論争・政争が生じた。 劣勢に立たされたインド僧によりカマラシーラが招請され、サムイェー寺で論争が行われた(サムイェー宗論)〔カマラシーラとは - コトバンク/世界大百科事典〕。 カマラシーラはこの論争に勝利し、以後インド仏教が正統とされ、チベット仏教の方向性が決定付けられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カマラシーラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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