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『カミヨミ』は柴田亜美による日本の漫画作品。『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)にて2004年3月号から2012年5月号まで連載された。ドラマCD化もされている。 == あらすじ == ; 赤間関編 : 時は明治。帝都を遠く離れた山口県の村が一夜にして全滅する事件が起きる。陸軍特秘機関零武隊が事件の調査に乗り出し、零武隊隊長の日明蘭の息子・日明天馬も友人の帝月や瑠璃男と共に赤間関(今の下関市)に呼び寄せられる。そこで彼らが目にしたのは“この世にあってはならないもの”だった! ; 天狗の神隠し編 : 菊理の死から立ち直り、自らの意思で零武隊に入隊した天馬。その最初の仕事は、帝国兵士の遺体が発見された京都・鞍馬山の捜索だった。天馬のお目付け役として、帝月・瑠璃男も同行するのだが、事件を調べていくうちに、帝国軍部すら揺れ動かす程の天狗達による軍幹部殺害事件の陰謀に巻き込まれてしまう。 ; 銀狼館の獣編 : 天馬・帝月・瑠璃男に八俣八雲の4人は、日明蘭の厚意で、四国の山中にある銀狼館で休暇をとる事に。そこで天馬達は、銀狼館当主・崎浜加冶と妻の朝比奈、娘の文石と出会うのだが、実は銀狼館は、天馬の前に4人の零武隊の密偵を送ったものの、生きては帰っていない館であった。 ; 沈黙の毒編 : 金欠状態の毒丸に金を借した天馬は、帝月たちと一緒に来日した雑技団を鑑賞。その後、雑技団の花形役者の呂雉と再会した毒丸だったが…。時同じくして、不忍池から浮かび上がってきた少女の死体や、毒丸に因縁をつけた軍関係者が次々と謎の怪死を遂げたことで、毒丸が殺人犯として逮捕されてしまう。さらに、毒丸を救出しようと零武隊も動くが、再び怪死事件が起こってしまったことで、零武隊全員が容疑者になってしまい、ちょうど仙台に出張している日明蘭が帝都に戻ってくるまでに解決しないと大変なことになる事態に陥ってしまう。 ; 女郎蜘蛛編 : 天馬達が秘密裏に「沈黙の毒」の事件を捜索している頃、仙台にいた日明蘭は、仙台第2師団長の小塚から、病死したはずの内田少将の妻についての調査を依頼され、天馬・帝月・瑠璃男の3人が仙台に降り立つ。師団の兵士から、すべての謎が隠されている山奥の絲神村へ向かう一行だが、それが帝都だけでなく、天馬達をも揺るがす驚愕の真実が隠されていた。 ; 将門の首編 : 女郎蜘蛛や月輪の剣の復活から1年。天馬は飛天坊の元で修行をし、力を使い果たしていまだ昏睡状態の帝月にそれをずっと見守る瑠璃男。だが、新宿・築土神社(現在は千代田区九段下に移転)に隠されていた将門の首桶、茨城県岩井村(坂東市)の延命院の将門の胴塚、大蔵省の高官殺害と目撃された首なしの鎧武者、そして昏睡状態の帝月と瑠璃男の元に現れた将門の神馬との戦いから、帝都を呪う者が姿を現す。 ; 最終章 : 将門の怨念を撃退したが、将門が放った帝都封印の結界は解かれていなかった。その隙を突いて、菊理が帝都に侵攻してしまう。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カミヨミ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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