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カムデン・タウン駅(カムデン・タウンえき、英語:Camden Town tube station)はロンドン地下鉄ノーザン線の駅である。当駅はノーザン線の4方向の路線が乗り入れる主要駅で、ロンドン地下鉄の中でも最も利用客の多い駅のひとつである。。 当駅の隣にはチョーク・ファーム駅とケンティッシュ・タウン駅が、南隣にはモーニントン・クレセントとユーストン駅があり、当駅はに含まれる。 ==歴史== 当駅はチャリングクロス・ユーストン・アンド・ハムステッド鉄道(Charing Cross, Euston and Hampstead Railway、CCE&HR)開業時に設置された駅のひとつとして1907年6月22日に開業した。南から伸びてきたチャリングクロス・ユーストン・アンド・ハムステッド鉄道の路線は当駅でハムステッド方面とハイゲート方面に分かれるため、当駅は独特のV形の構造となっている。ハムステッドへの路線はの、ハイゲートへの路線はのそれぞれ下に建設された。工事期間中に支障する建物の持ち主への補償を最小限とするため駅構造物を道路の下に構築したが、道路の幅が狭かったために両方向とも南行ホームの上に北行ホームがある2層構造となった。 V字形構造の頂点部では平面で交差することなく南側から来た列車が北側のどちらの支線にも乗り入れられ、かつ、北側から来た列車がどちらの支線からであっても南側に直通できるようにされたため、4本のトンネルが建設された。さらに、シティ・アンド・サウス・ロンドン鉄道(City & South London Railway、C&SLR)がチャリングクロス・ユーストン・アンド・ハムステッド鉄道の親会社であるロンドン地下電気鉄道に買収された際、シティ・アンド・サウス・ロンドン鉄道の路線がユーストンからの下を通って当駅まで延伸され、両社の路線が接続された。南から当駅に乗り入れたシティ・アンド・サウス・ロンドン鉄道からの列車も平面で交差をせずに北の二つの支線に乗り入れできるよう改築されたため、当駅の構造は大変複雑なものとなった。 両社の路線が統合されてノーザン線となって北の2支線と南の2支線の間相互の列車が設定された上、当時はホームに次の列車の行く先を知らせる装置が設置されていなかったため、乗客は次の列車が自分の目的地に行く列車か判断できず、混乱をきたしたとされている。 エレベーターと非常用階段はVの字の真ん中にあたる場所に設置され、そこから4つのホームに至る、ホームへの行き来でそれぞれ1本、計8本の通路が設けられた。後年、混雑緩和のため、駅舎と北側に設けられた踊り場の間をエスカレーターで結び、2つの北行ホームへの各2本の通路と、北行ホームから南行ホームに降りる通路が設けられた。この改築で使われなくなったエレベーター用の竪穴のうち1つは換気用に転用された。 駅舎西側は1940年に爆撃で破壊されたが、完全には修築されないまま現在にいたっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カムデン・タウン駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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