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カラフトクロヤナギ : ミニ英和和英辞書
カラフトクロヤナギ[らふ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラフ : [らふ]
  1. (adj,n) rough 2. (adj,n) rough

カラフトクロヤナギ ( リダイレクト:ケショウヤナギ ) : ウィキペディア日本語版
ケショウヤナギ[らふ]

ケショウヤナギ(化粧柳、学名:)は、ヤナギ科ヤナギ属樹木。中国、日本、韓国及びロシアなど〔のアジア東部の寒冷地に多く、日本では、北海道日高十勝地方と、長野県梓川上流部に自生する。若木の木肌は白く、小枝は晩秋から早春にかけて紅色で美しく、化粧をしたようだというところから、この名がついている。
== 特徴 ==
落葉性木本で、樹高25メートルほどの高木になるものもある。葉は互生葉身は長さ5〜7.5cm、幅3〜5cmの長楕円形である。托葉を持ち、葉柄は短い。花期は、松本盆地で4月下旬、上高地ではそれより1か月遅れである。ヤナギ科なので雌雄異株で、花は尾状花序つまり小さい花が集まった5センチにも及ぶ穂になり、咲き終えると花序全体が落ちる。雄花雄しべが5本、雌花雌しべがあるだけで、花弁蜜腺もなく、ヤナギ科としては例外的に風媒花である。小さいや腺体があり、これらに綿毛を生じて、穂全体が綿毛に包まれたように見えるものが多い。冬芽は1枚のカバーのような鱗片に包まれている。種子には柳絮(りゅうじょ)と呼ばれる銀色に輝く綿毛がついており、風に乗ってよく飛散する。風に乗って種子が柳絮で飛散する様子は壮観である。ヤナギ科植物の種子は胚乳がなく種皮が薄く短命だが、ケショウヤナギの種子の寿命も1か月程度と短い。種子が飛ぶのは上高地で6月初旬から7月初旬の約1か月である。生育に適した場所(特に水分)に到達した種子だけが発芽・定着でき、新たな群落を形成できる。若木の生長は早く、よく花をつける。しかし、接ぎ木挿し木はむずかしく、若木でないと移植も容易でないなど、一般のヤナギとは異なる点が多い。冬の間に枝をとって挿し木をすれば発根するともいわれる。アジア東部の寒冷地である朝鮮半島北中部、中国東北部バイカル湖以東のシベリアカムチャツカカラフトなどの日本海寄りに多く見られる。上高地では、河童橋わきに大木があるが、主として中ノ瀬園地から横尾までの河原・川岸に自生し、山の斜面には見られない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ケショウヤナギ」の詳細全文を読む




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