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カラフトヒョウモン(樺太豹紋、''Clossiana iphigenia'')は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ヒョウモンチョウ族に分類されるチョウの1種。日本では北海道だけに分布する小型のチョウである。 == 特徴 == アサヒヒョウモン・ホソバヒョウモンとともに、日本では北海道に3種のみ生息する、寒冷地型の小型ヒョウモンである。翅は表裏ともに黄褐色で、とくに後翅裏は黄色が濃くなる。翅表の翅脈は黒色でいわゆる豹紋柄。 とくにホソバヒョウモンとよく似ており、しばしば混生する。いずれも黄色地の後翅裏に銀白色や橙色の模様が現れるが、それらが明瞭な境界をもつのが本種、ぼやけるのがホソバ。 年1化性で、成虫は低地では5月下旬、高地では7月ごろから発生を始める。ゆるやかに飛翔し、訪花、吸水などする。 食草はスミレ科のミヤマスミレ、ケタチツボスミレ。越冬態は4齢幼虫。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カラフトヒョウモン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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