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カラマツ属(カラマツぞく、唐松属、落葉松属、学名:)は、裸子植物門マツ亜門マツ綱マツ科の属である。カラマツ などの種が知られている。樹皮は暗褐色で鱗状である。葉はマツより短めの針葉で、20 - 40本が束状に生える。葉はそれほど濃密ではないので、林内はそれほど暗くならない。なお、キンポウゲ科にカラマツソウ属があり、これに含まれる植物にも〜カラマツの名を持つものがある。 == 概要 == カラマツ属は、ヨーロッパ、シベリア、ヒマラヤ、北アメリカ北部など北半球の亜寒帯と中緯度の高山に広く分布する落葉針葉樹である。日本の高原を代表する植物でもあり、長野県や群馬県、北海道などのスキー場などに多く植えられている。落葉樹のため新緑や紅葉(黄葉)がきれいで、特に紅葉は人気があるが、他の木よりその時期は遅い。世界には10種以上あるが、日本にはカラマツ1種が中部山岳地帯の山地帯から亜高山帯にかけて分布し、宮城県蔵王の馬ノ神岳にも隔離分布する。 樺太と千島列島そして色丹島、さらに東シベリアの広大な地域には、カラマツとごく近縁なグイマツ が分布する。最終氷期にはグイマツは北海道から東北地方北部まで分布を広げていたが、北海道では8000年前頃、東北ではそれ以前に絶滅した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カラマツ属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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