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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ICCプロファイルとは、カラーマネジメントにおいて、インターナショナル・カラー・コンソーシアム (ICC) の公表した標準に従い、色に関わる入出力機器や色空間を特徴付ける一連のデータである。プロファイルは特定機器の色特性や見た目の要求仕様を記述したもので、デバイスの入力と出力の色空間のマッピングや「プロファイル接続空間 (PCS)」で定義される。PCSとしてはCIELAB (L *a *b *) やCIEXYZがある。マッピングは表形式で示され、表にない値には内挿を行うか、変換のための一連のパラメータを用意する。 色を捉える機器や色を表示する機器にはそれぞれのプロファイルがある。製造業者によっては製品のプロファイルを提供しており〔icc profiles download 〕、中にはユーザーが測色計や分光測色計などを使って自前のプロファイルを作成できる製品もある〔カラーマッチングソリューション 三菱電機〕。 ICCはフォーマットは正確に定義しているが、アルゴリズムや処理の詳細は定義していない。したがって、ICCプロファイルを使ったアプリケーションやシステムには様々なバリエーションが生まれる余地がある。 2009年現在の最新版は4.2である〔Version 4 ICC Specification 〕。 == 詳細 == これが実際にどのように働くのかを見るため、あるRGB色空間とCMYK色空間があり、RGBからCMYKへの変換をしたいとする。このためには、まず両者のICCプロファイルを取得する。まずRGBのプロファイルを使い、それぞれのRGB値をプロファイル接続空間(PCS、profile connection space)に変換する。必要ならば、L *a *b * と CIE XYZ の間でPCSを変換する(この変換過程は正確に定義されている)。そして、PCSを必要な C、M、Y、K の4つの値に変換する。 描画意図 (rendering intent) によっては、1つのプロファイルがいくつかのマッピングを定義することもある。複数のマッピングがあると、最もよく色がマッチングするものを選ぶことができ、異なる色域 (gamut) への再マッピングが可能となる。 プロファイル接続空間 (PCS)の参照光源はD50を16ビットで近似したもので〔Specification ICC.1:2004-10 (Profile version 4.2.0.0) Image technology colour management — Architecture, profile format, and data structure;〕、白色点は XYZ=(0.9642, 1.000, 0.8249) である。変換元と変換先の白色点が違う場合、ブラッドフォード変換を使って順応させる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ICCプロファイル」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 ICC profile 」があります。 スポンサード リンク
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