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カリグラ級巡洋戦艦(カリグラきゅうじゅんようせんかん)は、アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト 完結編』に登場する、架空の宇宙戦艦である。デザイン担当は出渕裕。 == 概要 == ディンギル帝国の艦隊の主力となる宇宙戦闘艦である。設定画に書かれた名称はカリグラ級高機動巡洋戦艦であるが、大抵の資料では高機動の文字を省略して巡洋戦艦、もしくは中型戦艦と表記される。中型とはいえ、これはあくまでディンギル帝国軍内での比較であり、大きさはヤマトをはじめとする地球の戦艦群を上回る。武装は艦首部の4連装ガトリング・インパルス・キャノン1基、艦橋周囲に主砲として3連装ガトリング砲4基、艦体下部に2基で計6基、艦橋部にはさらに引き込み式の球形4連装副砲を4基、後部に6連装イオン・キャノン・ランチャー1基。また艦体上面にはモールドが6門分確認できる。艦尾にはメイン推進器とサブ推進器をそれぞれ2基並列に搭載している。 本級のデザイン上の特徴は、後部に噴射ノズルの類が見られないことである。かわりに艦尾から突き出た突起部分が光り輝くことで推進力を得る〔設定画には「航宙時、光らせてください。」といった旨の注意書きある。〕。また、ディンギル帝国兵器全般の特徴である、T字型のスタビライザーを持たない。 劇中にそれなりに多数が登場するが、黒いカラーリングのため漆黒の宇宙に溶け込んでしまうこと、艦隊戦の描写が少ないこと、さらにハイパー放射ミサイルの強烈な印象の影に隠れて目立たない存在であった。 このカリグラ級に限らず、ディンギル帝国の戦闘艦が装備している各種ガトリング砲は、設定上、発砲の際には砲身が回転する事になっている。しかし劇中ではこの回転描写がまったく表現されておらず、ただの多連装エネルギー砲でしかない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カリグラ級巡洋戦艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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