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カリスタ系[かりすたけい]
カリスタ系とは、洋ランの一つ、デンドロビウムに含まれるものの類型の一つ。花が穂状につき、それが垂れ下がる形で咲くものを指す。花形が似た複数の原種をまとめた群である。 == 概説 == デンドロビウムは非常の多くの種や品種を含み、これを幾つかの系にまとめることが行われる。ただし、その内でノビル系、デンファレ系がその名の元になった原種を中心にした交配品種の群、という性格を持つのに対して、このカリスタ系はそのような血縁関係は薄い。むしろ花が房のように垂れ下がるという外見的な特徴でまとめられた群である。それに含まれるものも多くは原種であり、その特徴も種ごとに多様である。ただし交配品種もあるにはある。 このタイプは何よりも花数が多く、豪華に見えるところが美点である。ただし、花保ちは他の群には劣り、切り花などには向かない。しかし大株にしてよく開花させたものはとても目を引き、洋ラン展などでも人目を引くものとなる〔岡田(2010)p.98〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カリスタ系」の詳細全文を読む
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