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カルス・ドッグ
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カルス・ドッグ カルス・ドッグ(英:Kars Dog)とは、トルコのカルス原産の護畜用犬種である。別名はターキッシュ・シェパード・ドッグ(英:Turkish Shephrd Dog)、ワン・ドッグ(英:Van Dog)。極めて希少な犬種である。 == 歴史 == 古くから存在する辺地の作業犬で、コーカシアン・シェパード・ドッグやヴィハンとは親せき関係にある。然し、生い立ちや来歴はほとんどが謎に包まれていて、原産地以外にはほとんど伝わっていない。 主に護畜犬として使われていて、羊を狼や泥棒から守る役目を果たしていた。同じくトルコ原産の護畜用犬種であるアクバシュのように護畜犬としての訓練は特に無い。然し、仔犬の時から羊と共に育てることによって愛着を湧かせ、何かあったら絶対に仲間(羊)を守るという意識を身につけさせる教育が行われる。普段は大人しい性格だが、これにより羊に危機が迫ったと感じた時には命を捨てて勇敢に戦うことが出来た。又、副業として主人の家の見張りをしたり、夏季にはコートを刈り取って羊の毛と混ぜ、衣服を作るのに使われていた。 純粋な作業犬で、FCIへの公認登録への申請は行われていない。ペットやショードッグとして使われることは無く、ほぼ全ての個体が現在でもトルコ国内で飼育されている。他地域への流出は極めて稀である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カルス・ドッグ」の詳細全文を読む
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