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カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群(カルタヘナのみなと、ようさい、れきしてきけんぞうぶつぐん)はコロンビア・ボリーバル県の港町カルタヘナに残る建造物群を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。かつてスペイン人から「インディアスの真珠」〔ユネスコ世界遺産センター (1997) p.105〕と称えられたほど繁栄したカルタヘナには、スペイン植民都市時代の堅牢な要塞と美しい建造物群が多く残り、いまなお「コロンビアでもっとも美しい港街のひとつ」〔ユネスコ世界遺産センター (1997) p.102〕とも言われている。 == 歴史 == カルタヘナ(カルタヘナ・デ・インディアス)は、1533年6月にによって建設された〔ICOMOS (1984) p.1〕。カリブ海に面し、複数の潟湖の存在によって防衛しやすい地形になっていたカルタヘナは、港町としての好条件を備えていた〔ユネスコ世界遺産センター (1997) pp.104-105〕。 1542年にアメリカ先住民の奴隷化が禁止されてからは、南米のプランテーションや鉱山の労働力としてアフリカから連れてこられた黒人奴隷の受け入れ港として機能した〔ユネスコ世界遺産センター (1997) p.104〕。また、輸出港としてはアメリカ大陸の金、銀、タバコ、カカオなどをスペインへ運ぶ窓口となった〔ユネスコ世界遺産センター (1997) p.105〕。 その繁栄が海賊などをひきつけ、フランシス・ドレークによって1586年に占領されたこともあった〔。その占領は莫大な賠償金によって解決を見たが〔、同じ年にスペインは、当時国内で最も著名な城砦建築家であったに命じて堅固な防衛施設を建造させた〔。17世紀に続く要塞建設は、さらに周辺の要塞群の建設に繋がり、一連の防衛施設の建設に30万人の黒人奴隷が動員された〔。こうした防衛施設群は、1741年のイギリス海軍による攻囲戦にもよく耐え、今も良好な保存状態で伝存している〔ユネスコ世界遺産センター (1997) pp.105-106〕。 カルタヘナの歴史地区は、1959年に国定史跡 (National Monument) に指定された〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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