翻訳と辞書
Words near each other
・ カルパチア号
・ カルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群
・ カルパチア山地のブナ原生林
・ カルパチア山脈
・ カルパチア山脈 (月)
・ カルパチア盆地
・ カルパチア石
・ カルパチア軍管区
・ カルパチ・ウクライナ
・ カルパチーノ
カルパッチョ
・ カルパティア
・ カルパティア・ルテニア
・ カルパティア山脈
・ カルパティア山脈 (月)
・ カルパティア山脈のブナ原生林
・ カルパティア山脈地域のスロバキア側の木造教会群
・ カルパトエア
・ カルパトス
・ カルパトス島


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

カルパッチョ : ウィキペディア日本語版
カルパッチョ

カルパッチョ()は、生の牛ヒレ肉の薄切りに、チーズもしくはソースなどの調味料をかけた料理の総称である。
== 起源 ==
イタリア画家であるヴィットーレ・カルパッチョが薄切りの生牛肉パルミジャーノ・レッジャーノをかけた料理を好んだことから、彼の名を取ってカルパッチョと呼ばれているという説がある。また、彼の独特の赤色を基調とした作風が、皿に並べられた薄切りの生牛肉の色彩に類似しているためにその名があるとする説もある。
第3の説として1963年1950年の説も〔21世紀研究会・編『食の世界地図』282頁 文藝春秋社。〕)、ヴェネツィアでのヴィットーレ・カルパッチョ生誕500年回顧展の期間中に、同地のレストラン「」で考案された料理との説も知られている。前の2つの説がヴェネツィアの伝統料理であるとの前提に立っているのに対し、本国イタリアで定着している第3の説は、近年の創作料理であると主張している。
イタリア版ウィキペディア(:it:Carpaccio (gastronomia)
では、ハリーズ・バーのオーナーシェフで、カクテルベッリーニ」「ロッシーニ」の考案者としても知られるが、ヴェネツィアで開催されたヴィットーレ・カルパッチョ生誕500年回顧展に因んで、カルパッチョ絵画の特徴とされる美しい赤と白の対比を、生牛肉とマヨネーズベースのソースで表現したものとされている。チプリアーニが<カルパッチョ絵画の赤>を表現する素材として生のサーロインを選んだ理由として、彼の友人、アマリア・ナーニ・モチェニーゴ伯爵夫人が、医者から加熱調理した肉料理を禁じられていたことがあげられている。
生牛肉にニンニクオリーブオイルグラナ・パダーノチーズ、アルバ産白トリュフをかけたピエモンテ州ランゲ地方の伝統料理にヒントを得たとの記述もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カルパッチョ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.