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カルロ・ファン・ネステ : ミニ英和和英辞書
カルロ・ファン・ネステ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


カルロ・ファン・ネステ : ウィキペディア日本語版
カルロ・ファン・ネステ
カルロ・ファン・ネステ(Carlo van Neste, 1914年4月1日 - 1992年7月12日)は、ベルギー出身のヴァイオリン奏者
アントウェルペンの楽器製作者の家に生まれた。洗礼時、ファースト・ネームは「カール」(Carl)だったが、第二次世界大戦の影響ですぐさま「カルロ」に替えられたという経緯がある〔beneluxstore.harmoniamundi.com 〕。幼少時より父親からヴァイオリンの手ほどきを受け、11歳の時にウジェーヌ・イザイに面会してその才能を激賞され、その翌年からベルギー内外で演奏活動を行うようになった。14歳の時にはコロムビア・レコードに初レコーディングを行っている。その後、ブリュッセル王立音楽院に入学し、イザイにヴァイオリン、ジョゼフ・ジョンゲンやレイモン・タンゲらに音楽理論を教わったが、イザイの助言に従ってパリに留学し、ジャック・ティボージョルジェ・エネスクの薫陶も受けている。1937年にウィーンで開かれた国際音楽コンクールでは二位入賞を果たした。
演奏家として近現代のベルギーの作曲家たちの作品を擁護し、フランシス・ブルギニョン、ローデウェイク・デ・フォークト、フロール・アルパールツ、ヴィクトル・レグリー、レイモン・シュヴルイユ、マルセル・プート、ジャン・アプシル、ルネ・デフォッセ、ジョンゲン、アルベール・ユイブレシュト、ゴッドフリート・デフリーゼ、フレデリック・デフリーゼらの作品をレパートリーに入れて演奏していた。こうした功績から1973年にベルギー作曲家連盟からフーガ・トロフィーを贈られている〔〕。
1942年から母校のブリュッセル王立音楽院で教鞭を執るようになり、エリザベート王妃音楽院でも教えた。
ブリュッセルにて死去。
== 脚注 ==




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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