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カレログとは、2011年8月29日から2012年10月10日まで、有限会社マニュスクリプトが運営していた女性向けAndroid2.2対応スマートフォン向けアプリケーションサービスの名称。 同社は2012年10月10日により、後継アプリケーションサービス「カレピコ」を公開した。 ==概要== カレログとは観察対象者の男性が所有しているスマートフォン(Android端末)の情報を、女性会員に通知するというアプリケーションである。女性会員はパソコンのウェブサイトを使って、観察対象者である男性の現在地情報、観察対象者のスマートフォンのバッテリー残量、アプリケーションの一覧をリアルタイムで閲覧する事ができる。初期のバージョンでは、「プラチナ会員」になると、観察対象者である男性の通話記録を閲覧することもできた。 可愛らしい猫のイラストや、「カレログ」という命名により、女性を会員として、交際相手の男性(=彼「カレ」)を記録(=log「ログ」)するイメージでサービスを展開している。ただし、自明の事だがアプリケーションでは性別を判定する機能は実現できないので、男性が女性を観察対象にして使用することも可能である〔関口賢「“彼氏を追跡できる”と話題の「カレログ」がお詫び 」RBB TODAY(2011年9月2日)〕。実際に、マニュスクリプト社が編集にかかわった事を認めている「GALAXY S2 裏活用バイブル」(リイド社、2011年9月1日)では男性が女性のAndroid端末に仕込む想定の記事がある〔高木浩光 「話題の「カレログ」、しかしてその実態は。 」高木浩光@自宅の日記(2011年9月10日)〕。基本的なサービスイメージとしては、女性が恋人のAndroid端末にこのアプリケーションをダウンロードし、位置情報を随時確認して浮気を防止したり、出会い系・成人向けのアプリケーションを使用していないか監視するという使い方が想定されている〔「彼氏の浮気割り出せるアプリが話題 使い方次第でトラブルの危険性(1/2) 」J-CASTニュース(2011年8月31日)〕。バッテリー残量表示の機能は、観察対象者にとって都合が悪いときにAndroid端末の電源をシャットダウンして位置情報の送信を遮断し、あとで「電池が切れてしまった」と嘘をついて言い逃れをする行為を防止する意味がある〔。 あくまでカレログの利用者が対象となるAndroid端末の所持者から許可をとった上でダウンロードしてもらって利用することが定められているが、カレログをマーケットからダウンロードする作業自体はAndroid端末上で完結してしまう。そのため、無断であっても対象となるAndroid端末を操作する機会が得られれば、本人には知らせずにこっそりとインストールすることが可能であり、ストーキングへの悪用などが懸念されている〔「彼氏追跡アプリ「カレログ」、法的問題は? 」ITmedia News(2011年9月7日)〕。 2012年10月10日をもってカレログのサービスは終了し、後継アプリケーションサービス「カレピコ」をリリースした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カレログ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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