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カレン・ブリッグス
カレン・ブリッグス(Karen Briggs, 1963年4月11日- )はイギリスの柔道選手。現役時代は48kg級の選手。得意技は巴投、体落、寝技〔「新装版 柔道 体型別 技の大百科 第3巻」 ベースボールマガジン社、25頁 ISBN 978-4-583-10320-4〕。 ==人物== 1980年代の女子柔道界を代表する選手の一人。1982年に19歳で世界チャンピオンになり、その後世界選手権を3連覇するが、1987年の世界選手権では初戦で左足を骨折して棄権負けした。これにより、今大会のメダリスト4名とメダリストが属さない大陸に所属する国の代表3名及び開催国代表の計8名のみが出場資格を得ることになる翌年のソウルオリンピック(公開競技)には出場できなくなった〔「女子柔道の歴史と課題」 山口香 日本武道館、129頁 ISBN 4583104596〕。1989年の世界選手権では決勝で江崎史子を得意の寝技で破り復活の優勝を遂げた。1991年の世界選手権では準決勝で田村亮子に上四方固で一本勝ちするも、決勝でフランスのセシル・ノバックに判定負けして2位だった。翌年のバルセロナオリンピックでは準決勝で田村と対戦するが、田村の素早い動きに翻弄されて優勢に試合を進められるのみならず右肩まで脱臼することになって、結果として反則負けで敗れた。その後、3位決定戦でも敗れて5位に終わり、オリンピック後には引退することになった。引退後はイギリス女子チームのコーチを長年務めて、ブリッグスをはじめダイアン・ベル、シャロン・レンドル、アン・ヒューズなど何名もの世界チャンピオンを育てたロイ・インマンの息子であるピーター・インマンと結婚した。現在はヨークシャーにある学校で柔道を教えている〔Briggs cheers on judo's return BBC 2002年6月22日〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カレン・ブリッグス」の詳細全文を読む
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