翻訳と辞書
Words near each other
・ カロルコ映画
・ カロルス・クルシウス
・ カロルス・リンネウス
・ カロルツィオコルテ
・ カロル・クチェラ
・ カロル・シマノフスキ
・ カロル・シマノフスキー
・ カロル・スタニスワフ・ラジヴィウ (1669-1719)
・ カロル・スタニスワフ・ラジヴィウ (1734-1790)
・ カロル・ストリヤ
カロル・スヴェルチェフスキ
・ カロル・タウシク
・ カロル・ディビン
・ カロル・ディビーン
・ カロル・ドビアシュ
・ カロル・フェルディナント・ヴァザ
・ カロル・フェルディナント・ヴァーザ
・ カロル・フェルディナンド・ヴァーザ
・ カロル・ブレッサヌッティ
・ カロル・ミクリ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

カロル・スヴェルチェフスキ : ミニ英和和英辞書
カロル・スヴェルチェフスキ
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


カロル・スヴェルチェフスキ : ウィキペディア日本語版
カロル・スヴェルチェフスキ

カロル・ヴァツワフ・シフィエルチェフスキ(, 1897年2月22日 - 1947年3月28日)は、ソ連赤軍の軍人。ポーランド人。将官として、ソビエト連邦スペイン第二共和政、及び戦後のポーランド国民統一臨時政府に勤務した。装甲兵大将。暗号名:ウォルター (Walter)。
1988年から発行されていた50ズウォティ紙幣に肖像が使用されていた。
== 経歴 ==
カロル・シフィエルチェフスキは、貧しい労働者階級の家庭に生まれ育った。12歳の時、ワルシャワの工場へ働きに行き、第一次世界大戦勃発後の1915年まで勤めた。この年、彼はモスクワへ避難した。1918年、ボルシェヴィキに参加し、ロシア内戦において赤軍兵士として戦った。ポーランド・ソビエト戦争中、彼はソビエト側で戦い負傷した。1928年、赤軍創設10周年式典において、彼は初の軍事勲章となる赤旗勲章 (No.146) を受章した。
1921年から、シフィエルチェフスキはソビエトの ''School of Red Communars'' で学んだ。1927年、モスクワのフルンゼ名称軍事アカデミーを修了し、労農赤軍参謀部に勤めた。
1936年、「ウォルター将軍」の異名で、スペインに向かったシフィエルチェフスキはスペイン内戦において第14国際旅団、後に第35国際師団を率いた。カモフラージュもせず綺麗なままの漆黒のクライスラー・リムジンに乗り、しばしば前線を直接視察することもあった。一方で、フランコ軍との戦いのほか、国際旅団の粛清や捕虜の銃殺に手を染めた。K・シフィエルチェフスキはアーネスト・ヘミングウェイの『誰がために鐘は鳴る』におけるゴルツ将軍のモデルとなったと広く信じられている。
1938年からフルンゼ名称軍事アカデミーの講師となり、1941年6月、少将となる。
第二次世界大戦の勃発により、シフィエルチェフスキはソ連軍の将軍として軍務に就き、第248狙撃師団を指揮した。1942年1月、キエフ歩兵学校(アチンスク市)長。
しかし1943年8月、ソ連の統制下に創設された東部戦線のポーランド人部隊、第1ポーランド軍団の副軍団長の1人となった。1944年、彼はポーランド労働者党 (Polish Workers' Party) 及びポーランド臨時政府幹部の1人となった。1944年冬から45年春、西部ポーランドの戦いからベルリンの戦いまでの間、彼は第2ポーランド軍を指揮した。
1944年12月から始まったウジツェ作戦(operacja łużycka)では、アルコール中毒によるシフィエルチェフスキのでたらめな命令と、それに反発する部下とのあつれきにより、作戦は失敗し〔Karol Świerczewski „Walter”(1897–1947) 〕、自軍に4902人の死者、2798人の行方不明者、10532人の負傷者を出した。ソ連軍のコーネフ元帥の仲介によって、ようやく潰滅を免れる有様だった〔ポーランド語版ウィキペディア「カロル・シフィエルチェフスキ」"Polski generał" の項目 〕。
1946年2月、シフィエルチェフスキはポーランド国防次官となった。彼はポーランドに共産主義政権を確立してゆく間、ポーランドにおける共産主義に対する抵抗運動の迫害に関わり、多くの死刑宣告に署名した〔„Lipcowe Święto”– Chełm, 21 lipca 2004 r. 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カロル・スヴェルチェフスキ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.