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カワウ : ウィキペディア日本語版
カワウ

カワウ河鵜、川鵜、学名: ''Phalacrocorax carbo'')は、カツオドリ目(以前はペリカン目に分類された。Sibley分類ではコウノトリ目に属する)ウ科に分類される鳥類の一種。名前の由来は文字通り「河(川)」に生息する「鵜」である。ただし、河川のみならず、河口付近や湖沼、浅海域でも普通に見ることができる。
== 分布 ==
アフリカ大陸ユーラシア大陸オーストラリア大陸ニュージーランド北アメリカ大陸東部沿岸、グリーンランドの一部など広い範囲に分布する。
日本では主として本州、四国、九州に繁殖地があり、留鳥(または漂鳥)として生息する〔。本州北部では夏鳥として繁殖し、青森県の下北半島に位置する六ヶ所湖沼群が繁殖の北限とされていたが、2001年(平成13年)には北海道でも繁殖が確認された。北海道には夏鳥(3月中旬-11月上旬)として飛来するほか、冬鳥として九州、対馬伊豆諸島小笠原諸島聟島父島母島)、奄美群島琉球諸島(沖縄島、久米島、伊是名島、渡嘉敷島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島、波照間島)、大東諸島北大東島南大東島)が知られている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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