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カワゲラは襀翅目(せきしもく、カワゲラ目、Plecoptera)の昆虫の総称。半変態群に所属する。 == 特徴 == 体は上下にやや扁平で、頭から尾の先まであまり幅の変わらない棒状。やややわらかくて弱い。ほとんどの種で前翅より後翅の方が広く、不飛翔時は体の幅と同じくらいに扁平に重ねて翅をたたむが、トワダカワゲラ(''Scopura longa'' Ueno)やセッケイカワゲラのように翅のないものもある。 幼虫は水生で、その形は成虫とほぼ同じで、羽だけがない。成虫はすべての種で陸生である。成虫は咀嚼口式である。また、幼虫期の長さには種によってばらつきがある。 有翅亜綱の昆虫のなかでは最も原始的な昆虫のグループのひとつで、ペルム系の地層からは現在の種に近い昆虫の化石が発見されている。 長野県伊那市周辺などでは、幼虫はざざむしとして食される。 幼虫を採取して止水環境に置くと、肢を屈伸させる腕立て伏せ運動のような行動が見られる。これは体表面の水を撹拌することでガス交換を行い呼吸するためだと考えられている。〔Genkai-Kato, M., K. Nozaki, H. Mitsuhashi, Y. Kohmatsu, H. Miyasaka, and M. Nakanishi. 2000. Push-up response of stonefly larvae in low-oxgen conditions. Ecological Research. 15: 175-179.〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カワゲラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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